ここを巡れば、武田家の歴史を感じられます。
約3時間コース
約3時間コース
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甲府駅南口徒歩1分
1
武田信玄公銅像
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甲府駅前にある武田信玄公銅像は、甲府市・山梨県のシンボルとして、多くの観光客が訪れる名物です。
川中島の戦いの陣中における姿を模したその姿は、戦国時代の名将にふさわしい堂々とした様子。高さ3.1mの勇ましい像は、下から見上げるとさらに迫力を増します。
春になると銅像の両脇に桜が咲き誇り、風格漂う信玄公との対比が美しく、絶好の記念撮影スポットとなっています。
レンタサイクル約20分
2
法泉寺
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甲府五山の一つ。
南北朝時代に甲斐守護・武田信武が建てたお寺で、武田信武、信玄公の第四子・勝頼の菩提寺です。
夢窓疎石の開山とされ、弥勒菩薩を本尊とします。夢窓国師坐像、勝頼公画像などの寺宝を所蔵するほか、境内には、石造井戸側が残っており、いずれも甲府市の文化財に指定されています。
信玄公の跡を継いだ勝頼は、1582年(天正10年)、天目山の戦いで敗れ、織田信長により、首級は京にさらされました。
勝頼の葬儀は京都の妙心寺で行われ、葬儀に参列した法泉寺の快岳宗悦和尚がその歯髪の一部をもらいうけ、法泉寺境内に埋葬したと伝えられています。
その「歯髪塚」の目印に桜が植えられたといわれ、現在も勝頼の墓地には桜の木があります。
レンタサイクル約15分
3
武田神社
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甲斐の名将・武田信玄公を祀った神社です。甲斐武田氏三代である信虎公・信玄公・勝頼公が居館とした、「躑躅ケ崎館(つつじがさきやかた)」跡に創建され、1940年(昭和15年)には国の史跡に指定されています。
境内には当時をしのばせる堀や石垣が残り、今も御神水が湧き出でる「姫の井戸」や、金運を招くと伝わる「三葉の松」などはパワースポットとしても人気を集めています。
拝殿の右奥にある「宝物殿」には、武田家に伝わる鎧や太刀などが展示され、甲斐武田氏一族の繁栄ぶりを今に伝えます。
徒歩1分
4
信玄ミュージアム
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信虎・信玄・勝頼の武田氏三代が過ごしたゆかりの地で、史跡武田氏館跡の歴史やこれまでの発掘調査の成果などを紹介する施設です。
エリア内には、ガイダンスやミュージアム機能を備えた展示室のほか、歴史講座やワークショップに活用できる学習室も併設します。
館内を案内するガイドの紹介のもと、武田家・甲斐の国の歴史を学んで、いざ戦国気分を味わってみませんか。
レンタサイクル約3分
5
円光院
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円光院は信玄公の正室・三条夫人の菩提寺。古くは石和町にあったものを武田信玄が1560年(永禄3)につつじが崎のふもとに移し、甲府五山の一つに加えて保護しました。三条夫人亡き後、その法号をとって「円光院」と称されるようになりました。
寺には信玄公の寄進状や遺宝が伝えられています。
山裾に位置するこの寺からは、甲府盆地の景色も楽しめます。
また、円光院から南西へ400mほどの住宅地の中には、武田信玄の墓所(火葬塚)もあります。
レンタサイクル約3分
6
信玄公火葬塚
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信玄公の遺体を火葬した場所だといわれ、火葬塚とも呼ばれています。
信玄公の墓はこのほか、山梨県内では大泉寺、恵林寺、長野県の諏訪湖、長岳寺と竜雲寺、和歌山県高野山、愛知県福田寺、京都の妙心寺など全国にあります。
これは信玄公が遺言によって、喪を3年間秘めていたことや万一の外敵を恐れて、埋葬地を秘密にしていた結果ともみられています。
レンタサイクル約10分
7
大泉寺
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武田信虎が、天桂禅長を開山として建てた寺で、信虎の菩提寺です。
信虎が信州で没した時、その遺骸を国元に送り、この大泉寺に埋葬しました。
霊廟には、信虎・信玄・勝頼三代の肖像が安置されています。
秋になると、山門脇の紅葉がきれいに色づき、風情豊かな空間を満喫できます。
レンタサイクル約15~20分
8
甲斐善光寺
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信玄公によって創建された甲斐の名刹。信玄公は、長野善光寺が川中島の戦いで戦火に遭うのを心配して、本尊の阿弥陀如来をはじめ諸仏や寺宝類を甲府に移しました。
武田氏の滅亡以後も徳川家康らの手厚い保護を受けてきました。
本堂と山門は国の重要文化財になっています。撞木(しゅもく)造りの本堂は、東西約38m、南北約23m、高さ約26mもある堂々としたもので、東日本最大級の木造建築物です。
金堂中陣天井には、江戸の希斎という画家によって、巨大な龍が二匹描かれております。この部分のみは、吊り天井となっており、手をたたくと多重反響現象による共鳴が起こります。これをいわゆる「鳴き龍」と呼び、日本一の規模を持ちます。
レンタサイクル約5分
9
東光寺
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武田信玄公が定めた5つの寺院「甲府五山」の一つ。
名僧・蘭渓道隆(大覚禅師)が再興し、信玄公が厚く保護したお寺で、信玄公の長男・義信と、信玄公の側室である諏訪姫の父・諏訪頼重のお墓があります。
室町時代に建てられたという、国の重要文化財に指定されている仏殿(薬師堂)には本尊の薬師如来像や十二神将像が安置されています。
武田氏滅亡後、織田信長は甲府善光寺に本陣を置き、東光寺を焼きました。しかし、不思議に仏殿だけが焼け残りました。仏殿の中の柱に、織田軍が乱入した時の刀きずが残っています。また、甲府大空襲でも諸堂は焼失したが、仏殿だけが焼け残り、奇跡な因縁を感じさせます。
美しい庭園は、蘭渓道隆の作った池泉鑑賞式庭園で特にアヤメの咲く時期は見事です。
レンタサイクル約3分
10
能成寺
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甲府五山の一つで信玄公の父・信虎の曽祖父である武田信守の菩提寺です。
もともとは八代郡(現:笛吹市)にあり、信玄公の時代に府中に、さらに、甲府城築城の時、現在地に移ったといわれています。
業海本淨禅師(ごっかいほんじょうぜんじ)の開山、武田信守公を開基とし、臨済宗妙心寺派の寺院で、釈迦如来を本尊とします。
「信玄の制札」、「加藤光泰禁制」などの古文書が残っているほか、境内には赤穂浪士・大野九郎兵衛の墓や、松尾芭蕉の句碑、龍の伝説を伝える「宿龍池」の碑、「虎嘯石」と呼ばれる大石などがあります。
例年4月中旬から5月上旬にはボタン、6月にはアジサイが見頃となります。
レンタサイクル約3分
11
長禅寺
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甲府五山の筆頭にあげられる名刹。
甲府市中央部に位置し、愛宕山の南麓に立地し、信玄公の母・大井夫人の菩提寺です。
長禅寺が開かれた時の住職・岐秀元伯は、大井夫人が招いた、信玄公の幼少期からの学問・政道の師。信玄公の人間形成に大きな影響を与えたといわれています。
また、信玄公に、それまでの武田晴信から「機山信玄」という法号を与えたことでも有名な高僧です。
国の重要文化財に指定されている武田信虎夫人像(大井婦人肖像画)があります。
入り口にある大きな門に圧倒され、三重塔、五重塔、本堂はとても印象的です。
※朱印帳等の記載はご遠慮願っております。
レンタサイクル約5分
12
武田信虎公像
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2019年のこうふ開府500年を記念して、甲府の礎を築いた武田信虎公の業績を知ってもらおうと甲府商工会議所が企画・制作を行い、甲府駅北口よっちゃばれ広場に設置しました。
銅像の高さは2.1m、重さは400kg。右手に軍配を持ち、武田氏の本拠地つつじが崎館(現武田神社)を背に、甲斐国を統一した後登ったと伝えられている富士山を見据えています。
GOAL