武田氏が築いた武田氏館跡。いまの武田神社周辺には、城下町の名残を感じとることができる堀や石積や石碑など歴史的な文化財が数多く残ります。
ぐるっと巡って、当時の面影を感じ取ってみませんか。
ぐるっと巡って、当時の面影を感じ取ってみませんか。
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甲府駅北口(武田信虎公銅像)
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2019年のこうふ開府500年を記念して、甲府の礎を築いた武田信虎公の業績を知ってもらおうと甲府商工会議所が企画・制作を行い、甲府駅北口よっちゃばれ広場に設置しました。
銅像の高さは2.1m、重さは400kg。右手に軍配を持ち、武田氏の本拠地つつじが崎館(現武田神社)を背に、甲斐国を統一した後登ったと伝えられている富士山を見据えています。
・徒歩約8分
2
満蔵院
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武田信虎が霊夢を感じ堂宇を建て、本尊千手観音像を造って建立した清水寺が前身の寺院です。
信玄もここで修業したといわれています。
1802年の大火で焼滅しましたが、1808年本堂を再建されました。
境内には、1787年に作られた市内最古の石造り狛犬と、丸石道祖神があります。
・徒歩約3分
・徒歩約25分
4
松木堀
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武田家滅亡後、躑躅が崎館の防御のために増築された梅翁曲輪(ばいおうくるわ)を囲む堀が、この「松木堀」です。
その堀の一部が今も残っていて、灌漑用水のため池として現在も機能しています。
・徒歩約2分
5
牛頭天王社跡・祗園寺跡
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祗園寺は当山派修験(山伏)の寺院で、武田氏が武田氏館の南西に勧請した牛頭天王社の祭祀をつかさどったと伝えられています。
武田氏滅亡後、甲府城築城に伴い、祇園寺は牛頭天王社とともに、愛宕山西麓の元紺屋町に移されました。
古八幡神社南側には、寺社跡地として石碑が残されています。
・徒歩約3分
6
古八幡神社
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武田信虎公が甲府を開府する際、石和で祀られていた八幡社を武田氏館の西側に移して府中八幡としました。
甲府城築城の際、いまの場所から移されましたが、峯本公会堂裏手に古八幡の祠がいまも残っています。
・徒歩約3分
7
武田神社
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甲斐の名将・武田信玄公を祀った神社です。甲斐武田氏三代である信虎公・信玄公・勝頼公が居館とした、「躑躅ケ崎館(つつじがさきやかた)」跡に創建され、1940年(昭和15年)には国の史跡に指定されています。
境内には当時をしのばせる堀や石垣が残り、今も御神水が湧き出でる「姫の井戸」や、金運を招くと伝わる「三葉の松」などはパワースポットとしても人気を集めています。
拝殿の右奥にある「宝物殿」には、武田家に伝わる鎧や太刀などが展示され、甲斐武田氏一族の繁栄ぶりを今に伝えます。
・徒歩すぐ
8
信玄ミュージアム(甲府市武田氏館跡歴史館)
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信虎・信玄・勝頼の武田氏三代が過ごしたゆかりの地で、史跡武田氏館跡の歴史やこれまでの発掘調査の成果などを紹介する施設です。
エリア内には、ガイダンスやミュージアム機能を備えた展示室のほか、歴史講座やワークショップに活用できる学習室も併設します。
館内を案内するガイドの紹介のもと、武田家・甲斐の国の歴史を学んで、いざ戦国気分を味わってみませんか。
GOAL