約300本の桜が連なる貢川沿いの並木。
のんびりと散策できるスポットです。

甲府駅北口から武田神社まで約２㎞続く武田通り。
春になると沿道沿いの桜と菜の花が通りを一層華やかに彩ります。
ゆっくり歩いて見るのもよし、レンタサイクルに乗って春風を浴びながら見るのもよし。
春を満喫できるスポットのひとつです。

甲斐の名将・武田信玄公を祀った神社です。甲斐武田氏三代である信虎公・信玄公・勝頼公が居館とした、「躑躅ケ崎館（つつじがさきやかた）」跡に創建され、1940年（昭和15年）には国の史跡に指定されています。
境内には当時をしのばせる堀や石垣が残り、今も御神水が湧き出でる「姫の井戸」や、金運を招くと伝わる「三葉の松」などはパワースポットとしても人気を集めています。
拝殿の右奥にある「宝物殿」には、武田家に伝わる鎧や太刀などが展示され、甲斐武田氏一族の繁栄ぶりを今に伝えます。

戦没した県内出身者の御霊が奉斎されています。
境内にはオオシマザクラ・ソメイヨシノなど約200本の桜があり満開の時期には美しい桜を満喫できます。

円光院は信玄公の正室・三条夫人の菩提寺。古くは石和町にあったものを武田信玄が1560年（永禄３）につつじが崎のふもとに移し、甲府五山の一つに加えて保護しました。三条夫人亡き後、その法号をとって「円光院」と称されるようになりました。
寺には信玄公の寄進状や遺宝が伝えられています。
山裾に位置するこの寺からは、甲府盆地の景色も楽しめます。
また、円光院から南西へ400mほどの住宅地の中には、武田信玄の墓所（火葬塚）もあります。

舞鶴城公園は、16世紀末に築城された甲府城跡の一部で、現在は公園として開放されています。
甲府駅から徒歩約3分の位置にあります。
舞鶴城とは白壁が重なり合うその優雅な姿から「鶴が羽根を広げたような城郭」という意味で呼ばれた、甲府城の別名の1つです。
公園内には、築城当時の石垣、復元された門や稲荷櫓、さまざまなイベントが行われる自由広場などがあります。
桜の名所としても有名で、約160本の桜が甲府城の石垣を囲むように咲き誇り、遠方に見える富士山と共に観賞しながら、のんびりと散歩ができる憩いの場ともなっています。
天守台からは東西南北３６０度の景色が広がり、四季折々の甲府の風景を一望できます。