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甲府盆地に春の訪れを告げるお祭り~甲府大神宮・厄除地蔵尊大祭~

甲府盆地に春の訪れを告げるお祭り~甲府大神宮・厄除地蔵尊大祭~

寒い日が続きますが、少しずつ春の暖かさは近づいています。
甲府盆地にいち早く春の訪れを告げるお祭りとして、昔から多くの人に愛され続けているお祭りが「甲府大神宮祭」「厄除地蔵尊大祭」です。
来月2月に行われ、毎年県内外から多くの方々が訪れる2つのお祭りをご紹介します。
この時しか買えない縁起物「甲州だるま」「切りざんしょう」などを販売する露店も数多く立ち並びます。
甲府大神宮祭・厄除地蔵尊大祭
春の訪れを告げるお祭りとして知られる「甲府大神宮祭」「厄除地蔵尊大祭」
多くの人々で賑わいをみせるお祭りをご紹介します。
願い事が叶いますように・・・
2月13日正午から翌日14日正午まで行われる塩澤寺の「厄除地蔵尊大祭」には、毎年県内外から多くの参拝者で賑わいます。
この厄除地蔵尊大祭は、二本のご本尊のひとつ「石造地蔵菩薩座像」がこの日の24時間だけ耳を聞き、善男善女の願いを聞き入れ厄難を逃れることができると言われています。
また厄年の男女が、年の数だけ1円やあめ玉などの丸い物をお地蔵さまにお供えすると厄を逃れられるといわれていて、この風習はいまも続いています。24時間だけ願いを聞き入れてくれるお地蔵さまは、石造地蔵菩薩座像で石心木仏でうるしで塗られ、金箔押しの珍しい座像です。

【日時】 2025年2月13日(木)正午~2月14日(金)正午まで

【場所】 塩澤寺(甲府市湯村)

大祭当日は「甲府駅⇔湯村温泉郷」の臨時シャトルバスが運行されます。
臨時シャトルバス問い合わせ:山梨交通(株) 055-223-0821  
詳細は、山梨交通(株)HPをご確認ください。
昔から多くの人に親しまれているお祭り 大神(だいじん)さん
節分の日に行われるのが、甲府盆地にいち早く春の訪れを告げるお祭りとして毎年多くの人々で賑わいをみせる「大神宮祭」です。
大神(だいじん)さんと呼ばれて親しまれています。
今では、2月3日は「節分の日」と誰もが思うところですが、本来は「立春・立夏・立秋・立冬」の前日のことを節分と呼んでいたようです。
春の訪れである「立春」は、1年の始まりでもあり、特に気候が暖かくなるのを待ち遠しく感じられていたことから、立春の前日だけを「節分の日」と呼ぶようになったそうです。
2025年の節分は、2月2日(日)です。
甲府市内も中心市街地で「大神宮祭」が行われ毎年賑わいます。
甲府大神宮祭の詳細は、こちらをご確認ください。 「甲府大神宮祭」

【なんで節分に豆まきするの?】
日本では、穀物などに邪気を払う力があると考えられていて、その中でも大豆は魔除けや生命力に関する力が込められていたといわれています。
いまでも、お祓いの行事などで大豆は欠かせないもの。
豆まきの「鬼は外!福は内!」の掛け声は、鬼を外に払って内側に福を呼び込むという意味合いです。
昔は近所中から大きな掛け声が聞こえてきたもの。
「鬼は外!福は内!」の大きな掛け声で、今年1年の邪気を払って幸福を呼び込んでみませんか。

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