【路線バス+徒歩・4時間コース】信玄公が守り育てた甲府五山の歴史めぐり

甲府五山とは、武田信玄公が甲府で大切に保護した5つのお寺のことです。戦国時代の甲府では、寺は祈りの場であると同時に、文化や学びを支える大切な場所でもありました。甲府五山は、武田信玄のまちづくりや信仰の一面を今に伝える、甲府を代表する歴史文化。そんな信玄公の想いに触れてみませんか。

所要時間

4時間

交通手段

路線バス・徒歩

START

甲府駅から徒歩約15分

長禅寺

甲府五山の筆頭にあげられた、信玄公が禅を学んだ寺

甲府五山の筆頭にあげられる名刹。
甲府市中央部に位置し、愛宕山の南麓に立地し、信玄公の母・大井夫人の菩提寺です。
長禅寺が開かれた時の住職・岐秀元伯は、大井夫人が招いた、信玄公の幼少期からの学問・政道の師。信玄公の人間形成に大きな影響を与えたといわれています。
また、信玄公に、それまでの武田晴信から「機山信玄」という法号を与えたことでも有名な高僧です。
国の重要文化財に指定されている武田信虎夫人像(大井婦人肖像画)があります。
入り口にある大きな門に圧倒され、三重塔、五重塔、本堂はとても印象的です。
※朱印帳等の記載はご遠慮願っております。

住所

山梨県甲府市愛宕町208

電話番号

055-237-5702

徒歩約10分

能成寺

甲府盆地が見渡せる、花が美しい寺院

甲府五山の一つで信玄公の父・信虎の曽祖父である武田信守の菩提寺です。
もともとは八代郡(現:笛吹市)にあり、信玄公の時代に府中に、さらに、甲府城築城の時、現在地に移ったといわれています。
業海本淨禅師(ごっかいほんじょうぜんじ)の開山、武田信守公を開基とし、臨済宗妙心寺派の寺院で、釈迦如来を本尊とします。
「信玄の制札」、「加藤光泰禁制」などの古文書が残っているほか、境内には赤穂浪士・大野九郎兵衛の墓や、松尾芭蕉の句碑、龍の伝説を伝える「宿龍池」の碑、「虎嘯石」と呼ばれる大石などがあります。
例年4月中旬から5月上旬にはボタン、6月にはアジサイが見頃となります。

住所

山梨県甲府市東光寺町2153

電話番号

055-233-9396

営業時間

8:30〜17:00

徒歩約15分

東光寺

見事な庭園で、四季を感じられる 多くの文化財が残る寺

武田信玄公が定めた5つの寺院「甲府五山」の一つ。
名僧・蘭渓道隆(大覚禅師)が再興し、信玄公が厚く保護したお寺で、信玄公の長男・義信と、信玄公の側室である諏訪姫の父・諏訪頼重のお墓があります。
室町時代に建てられたという、国の重要文化財に指定されている仏殿(薬師堂)には本尊の薬師如来像や十二神将像が安置されています。
武田氏滅亡後、織田信長は甲府善光寺に本陣を置き、東光寺を焼きました。しかし、不思議に仏殿だけが焼け残りました。仏殿の中の柱に、織田軍が乱入した時の刀きずが残っています。また、甲府大空襲でも諸堂は焼失したが、仏殿だけが焼け残り、奇跡な因縁を感じさせます。
美しい庭園は、蘭渓道隆の作った池泉鑑賞式庭園で特にアヤメの咲く時期は見事です。

住所

山梨県甲府市東光寺3-7-37

電話番号

055-233-9070

営業時間

庭園拝観9:00〜17:00

休日

無休

徒歩約5分

甲斐善光寺

多数の重要文化財が存在 東日本最大級の木造建築のお寺

【令和9年(2027年)善光寺御開帳】
信玄公によって創建された甲斐の名刹。信玄公は、長野善光寺が川中島の戦いで戦火に遭うのを心配して、本尊の阿弥陀如来をはじめ諸仏や寺宝類を甲府に移しました。
武田氏の滅亡以後も徳川家康らの手厚い保護を受けてきました。
本堂と山門は国の重要文化財になっています。撞木(しゅもく)造りの本堂は、東西約38m、南北約23m、高さ約26mもある堂々としたもので、東日本最大級の木造建築物です。
金堂中陣天井には、江戸の希斎という画家によって、巨大な龍が二匹描かれております。この部分のみは、吊り天井となっており、手をたたくと多重反響現象による共鳴が起こります。これをいわゆる「鳴き龍」と呼び、日本一の規模を持ちます。

住所

山梨県甲府市善光寺3-36-1

電話番号

055-233-7570

営業時間

9:00〜16:30

休日

無休

①路線バス「善光寺バス停」から約15分

②JR身延線甲斐善光寺駅から約5分

※①②ともに、善光寺から約10分ほど歩きます。

ほうとう(昼食)

山梨の定番グルメ!野菜たっぷりほっこりする煮込み料理

ほうとうは味噌味のスープで平たく太い麺を煮込んだ、甲府の伝統的な料理です。季節の野菜がたくさん入っていて、とくにかぼちゃ入りのものが人気です。
甲府を治めた有名な武将の武田信玄が、戦の合間の食事として食べていたという歴史があります。

甲府駅北口から路線バス約8分「護国神社入口」で下車後、徒歩約10分

円光院

信玄公の正室 三条夫人が眠る寺

円光院は信玄公の正室・三条夫人の菩提寺。古くは石和町にあったものを武田信玄が1560年(永禄3)につつじが崎のふもとに移し、甲府五山の一つに加えて保護しました。三条夫人亡き後、その法号をとって「円光院」と称されるようになりました。
寺には信玄公の寄進状や遺宝が伝えられています。
山裾に位置するこの寺からは、甲府盆地の景色も楽しめます。
また、円光院から南西へ400mほどの住宅地の中には、武田信玄の墓所(火葬塚)もあります。

住所

山梨県甲府市岩窪町500-1

電話番号

055-253-8144

営業時間

8:00〜17:00

タクシーで約10分

法泉寺

甲府の奥まった山裾にある武田信武・勝頼ゆかりの寺

甲府五山の一つ。
南北朝時代に甲斐守護・武田信武が建てたお寺で、武田信武、信玄公の第四子・勝頼の菩提寺です。
夢窓疎石の開山とされ、弥勒菩薩を本尊とします。夢窓国師坐像、勝頼公画像などの寺宝を所蔵するほか、境内には、石造井戸側が残っており、いずれも甲府市の文化財に指定されています。
信玄公の跡を継いだ勝頼は、1582年(天正10年)、天目山の戦いで敗れ、織田信長により、首級は京にさらされました。
勝頼の葬儀は京都の妙心寺で行われ、葬儀に参列した法泉寺の快岳宗悦和尚がその歯髪の一部をもらいうけ、法泉寺境内に埋葬したと伝えられています。
その「歯髪塚」の目印に桜が植えられたといわれ、現在も勝頼の墓地には桜の木があります。

住所

山梨県甲府市和田町2595

電話番号

055-252-6128

①タクシー約15分

②路線バス「緑が丘入口バス停」から約15分

※バス停まで約20分ほど歩きます。

武田信玄公銅像

武田信玄公生誕の地・甲府のシンボル的存在

甲府駅前にある武田信玄公銅像は、甲府市・山梨県のシンボルとして、多くの観光客が訪れる名物です。
川中島の戦いの陣中における姿を模したその姿は、戦国時代の名将にふさわしい堂々とした様子。高さ3.1mの勇ましい像は、下から見上げるとさらに迫力を増します。
春になると銅像の両脇に桜が咲き誇り、風格漂う信玄公との対比が美しく、絶好の記念撮影スポットとなっています。

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