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知っておこう!名将 武田信玄公のキホン

信玄公ゆかりの地を訪ねて、その魅力に触れよう!

「甲斐の虎」と呼ばれた武田信玄公。小説、テレビドラマ、ゲームなどに何度も取り上げられる人気の武将として有名です。戦国最強の騎馬隊、風林火山の軍旗、信玄堤の大工事、信玄の隠し湯などの魅力的なエピソードから、甲府市内にある信玄公ゆかりの観光スポットや、お祭り・イベントについて紹介します。
戦国武将屈指の人気者・信玄公の魅力に迫る!
戦国最強と恐れられた武田信玄公率いる騎馬隊。甲斐は名馬の産地として知られ、武田軍の武将たちは馬をよく乗りこなし、勇猛果敢に戦ったと伝わっています。信玄公には人を育てる力があり、幼い頃から鍛えた武田二十四将と呼ばれる家臣達は騎馬隊を率いる武将となり活躍しました。特に、怒涛の攻撃で徳川軍を圧倒した三方ヶ原の戦は有名です。また、軍旗には「疾如風、徐如林、侵掠如火、不動如山(風林火山)」という巧みな戦略を掲げて、多くの戦(いくさ)に勝利しています。信玄公が名将として人気なのは、強い武力集団を統率する力と優れた戦略の持ち主だからではないでしょうか?。そんな信玄公の魅力に触れる旅に出かけてみませんか?
領土を守るための治水工事において手腕を発揮
1542年に甲斐の国を流れる釜無川 (かまなしがわ) が氾濫し大洪水が発生。領民の暮らしに多大な影響を及ぼしました。その様子を見た信玄公はすぐに急流の治水に取り組みました。川の中に大きな石を積んで流れを弱め、堤によって大きな川を2つに分けるなど、さまざまな工夫を施しながら1560年に治水工事が完成。およそ20年の歳月をかけた壮大なプロジェクトが“信玄堤”です。その優れた技術は江戸時代に「甲州流川除法 (こうしゅうりゅうかわよけほう) 」として日本全国に広がり、多くの水害を減少させたと言われています。信玄堤は完成後400年以上たった今でも治水機能を果たし、甲府の地を豊かにしています。
地元では放送時間中は町から人通りが消えた?
1988年に放映されたNHK大河ドラマ「武田信玄」は驚異の高視聴率で信玄ブームを巻き起こしました。平均視聴率39.2%!歴代大河ドラマの中でも2番目に高い視聴率を誇る大ヒットとなり、信玄公の人気の高さを証明しました。俳優・中井貴一氏が演じる信玄が、父・信虎との確執に苦しみながら成長していく姿が描かれ、あらためて信玄公の人間的魅力を知ることができる番組でした。
信玄像と一緒に写真撮影ができるスポットから、“勝運”のご利益があるとされる武田神社、新しくオープンする武田家関連の施設まで、信玄公ゆかりのスポットを紹介します。
武田信玄公像&武田信虎公像
JR甲府駅の南口広場にある「武田信玄公像」。銅像は川中島の合戦の時のもので、右手に軍配、左手には数珠を持ち、戦国時代の名将にふさわしい堂々とした様子がうかがえます。甲府観光の撮影スポットとして観光客に人気です。また、JR甲府駅の北口には2018年に開府500年に合わせて、信玄公の父である「武田信虎公像」が完成。信虎公の菩提寺・大泉寺の肖像画をモチーフに造られています。甲府駅に立ち寄った際には2つの銅像を見学してみてはいかがですか?
武田神社
武田信玄公を御祭神として祀っている「武田神社」。“勝運”のご利益があるされ「人生に勝つ」「自分に勝つ」などの願いを叶えたい参拝客が訪れています。境内の右奥にある「宝物殿」は見どころのひとつ。名刀吉岡一文字(重要文化財)をはじめ、武田二十四将図、風林火山の旗など武田家に伝わる品々が数多く展示されています。どれも希少なもので一見の価値があるものばかりです。「三葉の松」は全国的に珍しく、木々の葉が黄金色になって落ちることから、参拝すると“金運”に恵まれると言われています。
甲府市武田氏館跡歴史館
2019年4月、信虎・信玄・勝頼の武田氏三代が過ごしたゆかりの地に「甲府市武田氏館跡歴史館」がオープン。武田氏館跡に関わった人や史跡の見どころ、これまでの発掘調査の成果を紹介しています。子供たちにも武田家の歴史が理解できるように、分かりやすく解説したパネルなどが展示されています。さまざまな展示品によって、新たな武田氏魅力が発見できるかもしれません!
甲斐善光寺
1558年、信玄公が川中島の合戦によって信濃善光寺の焼失を恐れ、本尊善光寺如来などの仏像・仏具を甲斐に移して創建したのが「甲斐善光寺」。武田氏が滅亡した後、本尊は信長、秀吉、家康らのもとを転々としましたが、1598年に信濃善光寺に戻されました。山門を入って正面に見えるのが金堂(重要文化財)。金堂の天井には巨大な龍が二匹描かれていて、その下で手を叩くと龍の鳴き声のように聞こえるため「鳴き龍」と呼ばれています。ここの「鳴き龍」は日本一の規模を誇っているため、ぜひ一度試してみてください。真っ暗な通路を進んでご利益を得る「お戒壇巡り」を体験することができます。
戦国時代最強の武田軍の強さを支えた勝負飯!
戦(いくさ)に明け暮れていた戦国時代。戦地で食する陣中食が勝敗に影響すると考えられ、信玄公は甲斐の国の特性を生かした食事を作れないか?と思案。山に囲まれた畑で多く作られていた、大豆や小麦、そばなどを使った粉食(麺類)に目をつけました。そこで味噌と山菜や野菜などを使用して手軽に調理できる「ほうとう」を陣中食として奨励したと言われています。信玄公が「ほうとう」の材料を切る際に、“伝家の宝刀”で切ったことから、この名が生まれたという言い伝えが残っています。武田軍の勝利を支えたパワー飯をぜひご賞味ください。
実際に信玄公が訪れたという記録が残る名湯
温泉好きとして知られた武田信玄公にまつわる”信玄の隠し湯”は山梨県内に多く点在しています。中でも有名なのが「湯村温泉」。武田家の戦記を記録した『甲陽軍鑑』には1548年の塩尻の戦いの後に負傷した信玄公が湯治のために訪れたという記録が残っています。武田家の本拠地であった躑躅ヶ崎(つつじがさき)館から近く、信玄公や、息子の勝頼公らが頻繁にこの温泉に訪れていたと考えられます。戦国時代の名将が訪れた温泉に浸かって癒されて見ませんか?
歴史を感じる城下町・甲府で開催されているお祭り、イベントを紹介します。
信玄公祭り
武田信玄公の命日4月12日を中心に、その功績を偲びつつ執り行われる「信玄公祭り」。有名な「川中島大合戦」に出陣する様子を忠実に再現した一大戦国絵巻の世界が広がります。信玄公を中心に武田二十四将の軍団が編成され、騎馬30頭あまり、武者約1500人の大行列が市内を練り歩きます。「風林火山」の旗をなびかせながら、よろい・かぶとに身を包んだ武者たちが出陣する様子は圧巻!国内最大規模のよろい武者祭りとして全国的に有名です。毎年、有名俳優が信玄公に扮して祭りに参加して盛り上げています。
武田二十四将騎馬行列
戦国時代に最強軍団として恐れられた武田二十四将。軍師として知られた山本勘助をはじめとする24名の武者たちが現代に甦ります。「風」「林」「火」「山」の軍団として、勇壮な武者姿の騎馬隊が市内を大行進する様子は訪れた人を魅了します。一般参加者が武者に扮して歩いているため沿道はたくさんの観客で盛り上がります。「武田神社」を出発し「遊亀公園」で休憩、「舞鶴城公園」から「武田通り」を北上して「武田神社」に戻るルートとなっています。
小江戸甲府の夏まつり
甲府はかつて城下町としての賑わいがあり、「小江戸」と呼ばれていました。その当時の賑わいの中心だった「舞鶴城公園(甲府城跡)」をメイン会場に、かつての雰囲気が楽しめるお祭りとして多くの人が訪れています。会場内は提灯を華やかに飾りつけ、グルメ屋台やステージイベントを開催。打ち上げ花火などを鑑賞できる盛りだくさんの内容です。また、サブ会場となる山梨県庁の噴水広場には思いっきり水遊びができる施設が設けられていて、子供たちは大はしゃぎです!

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